「ラファエロ」と植物公園と「あ」と「未来を変える」

一気に。

13日の月曜日は国立西洋美術館に「ラファエロ」を見てきた。この日は大学生無料招待だったのだ!


ラファエロは高校の世界史で習った程度、いやそれさえも忘れているので、半分も楽しめなかったに違いない。だが、かのラファエロが日本に来るのだから、見なきゃ損に決まっている。もっと知識があればもっと楽しめただろうが、500年という時間を全く感じさせず、そして皮膚、衣服、毛皮の陰影、質感の生々しいのには目を見張った。素人目にも、ラファエロの筆使いの妙に感動せずにはいられなかった。

会場はやや混み気味。周りが学生ばかりなのがどうしても落ち着かず、早めに出てしまったのが少し悔やまれた。


17日の金曜日は、友達と大学の近くの神代植物公園に行ってきた。バラが見頃で、主にご年配の方で平日とは思えないほどの混みようだった。広すぎて回りきれなかった。

ずーーっとバラ!

さてさて霧雨の降る20日(月)には、なにかと話題の「デザインあ展」に行ってきた。天気も平日もなんのその、というほどの人の入りようで、よいよいよいよい、今日月曜だよ?雨降ってるよね?と驚かずにはいられなかった。しとしと静かな人影の少ない外と(ぎろっぽんのミッドタウンである)、がやがや賑やかな館内とのコントラストは可笑しかった。

だが、恐ろしきかな、前日の日曜は1時間半待ちだったらしい(名も無き人のInstagram)。それを思えば楽々と0秒待ちでは入れた私は幸せだったと言わなければならない。私はテレビ放映を見たことがないので、何がそこまで惹きつけるのかわからない。もちろん楽しかったけど。

緊張の六本木。1人で来るのは初めてなのでした。

深い深い地下鉄に乗って、決して良心的ではない入場料を払って、帰りは帰宅ラッシュに巻き込まれたのに見合うくらいの満足は、得た。ところで正直なところ、楽しみの半分くらいは会場の建築だった。安藤忠雄の設計という。


そのついでに、「未来を変えるデザイン展」も見てきた。これもミッドタウンでやっていたのだ。(会場が私には高級すぎてどぎまぎして、場所がなかなか分からなかったが、)小規模で無料だった。

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