投稿

4月, 2009の投稿を表示しています

東京でテオ・ヤンセン展&でこぼこ巡り

イメージ
寝覚と馬籠の記事 を書くのに時間がかかったり、学校でテストもあったので、投稿が遅くなってしまいました。すみません。 春うらら、4月4日(土)に東京に行ってきました! 目的は、日比谷パティオで行われている テオ・ヤンセン 展に行くことです!(ちょうど今日(4月12日)で終ってしまいます。) I くんを誘ったら行きたいということなので、自分の両親も含めて4人で行きました。 高速バスで3時間ほどの予定でしたが、途中で渋滞になっていて少し遅れました。おそらく高速道料金が安くなったからですね。 新宿に到着し、電車で日比谷へ。 地上に出るとすぐに会場の日比谷パティオです。中に入るとまさにデモンストレーションが始まるところでした。ちょうどよかったですね。 この物体、アニマルというそうです。 ほんの少しの距離ですが実際に動くのを実演してくれました。テレビでこれを知って来たのですが、やはり生で見られてよかったです。 他にも数体の歴代のアニマルが展示されていて、間近で見ることができました。テオ・ヤンセン(Theo Jansen)はオランダの方ですから、今見ないと機会を逃してしまいますからね。テオ・ヤンセンTシャツも買いました。 1時間くらい見たら、私たちと両親で二手に分かれました。別行動です。 帰りのバスが来るまでは4時間ほどあります。僕らの予定は…… 東京「でこぼこ巡り」! つまり東京をでこぼこと移動するわけです。 まず最初の「でこぼこ」は 愛宕山 標高25.7mで、東京23区内最高峰とのことです。まずは東京の高いところへ行きます。 パティオから愛宕山までの約2kmを歩きます。 日比谷公園を横切りました。 桜が満開でした。このときは私が住んでいるところはまだ全然咲いていませんでした。 公園を横切ると霞ヶ関ですから、省庁とかが立ち並んでいます。この日は北朝鮮のミサイルの発射予定日でしたから、どたばたしていたのかな。 愛宕山で昼食を食べるため、途中のコンビニで「冷やしきつねうどん」を買いました。 もうちょっとだ。 ここから愛宕神社への参道です。ここから山頂まで何分でいけるか、I が計ってくれました。 あっという間に登れました。 けど山頂がどこかわからないんですけど 。とりあえず道が終ったところまでで、3分13秒。最高峰を制覇したぞ!(笑 愛宕神社は桜がたくさんで、満開でした。 山頂は愛宕

寝覚の床と馬籠に行こう Part4

イメージ
Prat1 から見る方は 3月31日の記事 へ ⑤ よみかき 電車が来るまで1時間もありました。隠れ予定の本来の目的は、この時間を潰すことです。 南木曽駅の横に地図があったのですが、暇だったときに見てみたら面白い地名が多いことに気づきます。例えば「三留野」と書いてなんて読むでしょう? 答えは「みどの」。読めない! 隠れ予定とは、そんなある 珍しい地名へ行き、その名を持つ施設を探そう というものです。その地名は「 読書 」。どくしょではありません、「 よみかき 」です。Googleマップで偶然見つけたんです。 駅の看板によると、「読書発電所」が重要文化財であるらしいです。いかにも知的な発電所です。(笑) そこへ行くには「桃介(ももすけ)橋」を渡らなければなりません。これも読みにくいなぁ。これは駅から北へ200mのところにあります。 歩きながら、読書という地名にふさわしい施設について、勝手な想像で話していました。 読書図書館:知的好奇心をそそられる。 読書小(中、高等)学校:偏差値が高そう。 読書そろばん塾:あったら奇跡。 こんなことを喋っていると、前方に巨大な建造物が見えました。家々の陰からそびえ立つその建造物の凛乎(りんこ)たる様子に、私は深く感動してしまいました。 なんと、それが桃介橋でした! これがその橋。渡った後に撮影。 まさかこんな明治チックな橋とは思いませんでした。とにかく高い。だってかなり遠くから見えるんだもの。写真ではそれが充分に伝わらないのが残念です。柱部分はレンガで、渡る部分は木でできています(と思う)。長さは150mくらいかな。( 後で調べたら 約248mでした!)とっても美しかったので集合写真を撮りました。 渡ってみると下には木曽川が…って川もきれい! 白砂青松! 真っ白い石の中にエメラルドグリーンの水が流れます。こんなきれいな景色、いつぶりだろう。(寝覚よりもすごかった…なんて言っちゃいけないσ(^^)) 渡った先に看板があり、地名3兄弟が。そうだ、本来の目的は読書発電所に行くことでしたね。 「柿其」なんて、由来が想像だにつきません。 でも発電所は結構遠いから、多分時間内に着けないな。 じゃあ、 諦めて 川原で遊ぼう!(笑) 川に下りてみると石の大きさがよく分かります。2m、3mなんてざらです。それに、不思議なくらい白いです。I が巨石の上で

寝覚の床と馬籠に行こう Part3

イメージ
Prat1 から見る方は 3月31日の記事 へ ④ 馬籠へ 電車が出るまであと20分。階段を登ってすでに息切れしているから、もう長くは走れません。でも急げば何とか着くでしょう。それほど切羽詰っていないと思います。 っておい! I が異常なスピードを出し、やがて見えなくなってしまいました…。追いかけても一向に追いつかず、疲労でしゃべるのも苦しくなってきました。Mはずいぶん後ろにいるけど大丈夫かな…。 あと7分ほど。かなり走ったと思われましたが、そのとき頭上に案内板が。 上松駅まで0.6km なに?! 思ったよりあるぞ! 走れ! すると眼下に街が広がっていました。その中に上松駅は…見えました。徒歩で行くならおそらく600m無いのかも。ならばあとちょっとだ。急に元気が出た我々(4人)は駅までのラストスパートを走り続けます。力を振り絞って。 おし! 着きました 。時間内に。(o´Д`)=з 切符を買ったら、へたりこみました。やっと安心感が訪れました。 構内に座り込むH。写真を撮る余裕もやっと出ました。 ここでチョコレートを食べました。これを食べると元気が出ます。それにしても、ここまでで既に5キロ近く走った(歩いた)ことになります。('Д⊂ 数分後(9:13)、電車が来ました。電車の中は、マラソンの後の自分らには非常に暑く感じられました。行き先は 南木曽駅(なぎそえき) です。 9:42、南木曽駅に到着。 タクシーで行くことも考えましたが、料金が高いので、予定通りバスで行きます。バスが出るまで約30分あるので時間を潰しました。 駅前のお土産屋(?)に小鳥がいました。 駅の隣りにバス乗り場があります。 15分前にバスは到着。すぐに乗り込みました。乗客は自分ら以外に1人しかいませんでした。 10:10、バスは馬籠へ向け出発。 後部席のうしろにあった傘。かわいかったので写真を撮りました。つまご(妻籠)も馬籠と同様宿場町です。 馬籠までの35分間、山道を蛇行し続け…。 ****** 10:45、さあ、馬籠だ! バスを降りて歩きますが、足がパンパンでした。 馬籠は坂道に沿った宿場町です。 坂の中腹にある藤村記念館を見学してみました。「破戒」などで有名な島崎藤村です。 綺麗な鯉(金魚ではないよな…。)もいました。 記念館は梅が満開でした。一通り展示を見たあと、記念館を出、坂を上ま

寝覚の床と馬籠に行こう Part2

イメージ
Prat1 から見る方は 3月31日の記事 へ ③ 時間との闘い 「この道でいいんだよね。」とみんなで言いながら、5人は道なりに進んでいきます。しかし道は山の方面へ向かってゆく…。 心配性な自分は不安になってきました。(´・ω・`) トンネルが! しかしまだまだ諦めず、とにかく少しでも川寄りを進みました。(上の写真にチラっと見える、左へ曲がる道を行きました。) 細い坂道、周りはうっそうと茂る木々、左はるか下には流れる木曽川がわずかばかり見える。これは明らかに山道だ! だが勇気ある仲間たちは前進をやめません、無理矢理にでも寝覚へ行くのでしょうか、もはや賭けですよ?(/・_・\) 少し進むと集落がありました。集落といっても家が数件だけで、山に囲まれていて、煙突からは煙が出、ウグイスが鳴いている、そんな集落。3月も終わりの今日は春。春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)のこんな景色を見ると、なんだかいにしえの記憶が呼び覚まされるようで、心が落ち着いついてしまいます。 春の陽気が辺りに漂っている (○´∀`) こんな集落の中をも進む5人一行。砂利道だって進みます。だけれど砂利道は数十mで行き止まりでした。だって明らかに 他人の土地 でしたからね。 引きかえします 。(T-T) IがEZナビウォークで調べてみると、あと300mで寝覚とのこと。しかし周りは山なんだから、これは来た道を戻るしかないでしょ。そう考えている間にも距離は一歩ごとに縮まり、寝覚まで250mとなりました。でもこのまままっすぐ行くと、僕たちは山を転がり落ちることになるよ。もどかしいけれども、道を戻ろう。 そんな事を思っていた折、誰かがわき道を発見しました。けれど安心する無かれ。それは整備されていない、獣道のような小道なのですから。 だが仲間たちはそんな事はお構いなく、ここから寝覚に行けるかもしれないという希望と共に、そこに入りました。もし行きどまりだったりした場合の時間ロスを考えて、ここは速く進もう。私は走りました。 途中から道は無くなりました…。この写真を取った地点で後ろを向くと、超急勾配の斜面であり、万一降りられたとしても、まず寝覚の正確な位置が分からず、またこの斜面を登るのが困難であり、さらに川も渡るのも困難が予想されるため…。 引き返します!