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6月, 2011の投稿を表示しています

2011年の真ん中で夏休みの初めに

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夏休みも数日たった6月30日(木)、東京から地元長野県へ里帰りをしました。ほぼ3か月ぶりの実家でした。質素な東京のアパートから実家へ3か月ぶりに帰って感じたのは、実家が広いこと、実家に物が多いこと、長野県は涼しいこと、実家の私の部屋の時間が止まっていたこと(毛布やヒーター、高校で使っていた参考書等がそのまま。)でした。この帰郷中に自動車の免許を取るので、1か月ほど滞在します。向こうにすっかり根を生やしていたので、すこし恋しい気もします。 とそんなことよりも、この日の午前8時16分ごろ、松本で震度5強の地震が起こったのには仰天しましたね。出発のために荷造りをしていたときに家族からメールが来ました。そのメールに「震度5強」とだけ書いてあったから、まさかね、と思ってパソコンを開いたら、 松本で震度5強の地震。(゚Д゚) これからそっちに帰ろうというときに! (゚Д゚) 情報収集のために、twitterの投稿をリアルタイムでチェックしていました。松本には牛伏寺断層が横たわっていますからね。3月11日の2日前(約51時間前)にも、マグニチュード7.2の前震が起きています。これも予兆じゃなければいいのですが。 ちなみに幸い私の実家に大きな被害はありませんでした。せいぜい神棚の花瓶が落ちたり、私の部屋のプリント類が落ちていたり、 ふくろう氏が倒れていたくらいでした。 ただし屋根瓦が崩れた等の被害は、近所にかなりありました。おちおちしていられません。私が帰ってからは、1日に3、4回有感地震があります。 話は変わって、極めてプライベートですが、金魚すくいですくって以来何年も生き、10cm程に成長していたうちの金魚が、30日の地震の前に亡くなっていたそうです。(寿命か。)もともと3匹飼っていたのですが、これが最後の1匹でした。帰ってくる前に家族が埋めてしまったので、死に顔を拝めなかったのは残念でした。 ところで、夏休みに入り時間ができたので、このブログでやりたいと思っていたこと( 3月30日の記事 に言及あり。)にやっと取り掛かり始めました。今せっせと下書きしている最中なので、投稿はまだ後になります。向こうから持ってきたノートパソコンがなんだかインターネットに接続できなくて、実家の遅いパソコンでインターネットをしているので、予定が狂うかもしれませんが。 最後に、ICU1年生の長い夏休み

ICUタイ語講習会まとめ + 初学者へ

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夏至です。明日から日が短くなっていくので悲しいこと悲しいこと。 さて本ブログで何度か言及しましたが、私は 5月27日、6月3日 、 10日 、 17日 の4回にわたって、大学のタイ語講習会に参加しました。詳しくは 6月4日の記事 を見てください。ランチタイムをめいっぱい使うものだから、満足な昼食はおろか午後の授業の課題ができず、私を4度も苦境に陥れたタイ語講習会です。 最初は20人近くいたと思いますが、最後には10人いるかいないかくらいでした。 1週目は「挨拶」ということでサワディークラップ(こんにちは)やら自己紹介やらをし、 2週目は「買い物」ということで「…はありますか」などを学んだり、 3週目は「道を尋ねる」ということで右、左、近い、遠いなどを覚えて、 4週目は「食事を注文する」ということで「…をください」や「いくらですか」などを練習しました。 忙しかったですがとても刺激的で楽しく、毎回講習会を楽しみにしていました。が、 ほとんどの単語を覚えられていません。 ひとえに私の勉強不足からですが、私はタイ語の知識が皆無で、知っているタイ語と言ったらトムヤムクンくらいでしたから、許して。 まあこんなことはどうでもよくて、以下ではタイ語になじみがない方、タイ語を勉強したいという方に、ちょっとタイ語の入門書を3冊紹介したいと思います。 まず、実際に講習会で使ったテキストが、 Wilaiwan Khanittanan. An Introductory Course in Thai Language and Culture . Bangkok: Thammasat University Press, 2001.(ウィライワン・カニッタナン著 「タイ語とタイ文化の入門講座」 タンマサート大学出版 (訳:CR)) (amazon.com、amazon.co.jp 等で見つからなかったので、リンク先はタンマサート大学の著者のページです。"Books"の項に本書が載っています。) 本書を調べているときに分かったのですが、タンマサート大学は ICUの協定校 でした。タンマサート大学はタイで2番目に古い国立大学なので、日本で言えば京都大学の地位くらいにあるでしょうか。 タイ人の書いた英語の本で、タイでの生活に最低限必要なタ

ICUの課題が多すぎてワロエナイ

今月の更新頻度を見ればわかるように、最近は本も読んでいないですし、ブログで長話をたれるような出来事もありませんでした。ですが毎日が単調だったというわけではなくて、すごく忙しかったです。('Д⊂ 学期末が近いということで、課題がただでさえ多いところに、さらに課されるものですから、大変でした。ブログを更新したかったとしても更新できませんでした。 例えば、この2週間のうちで、他の日は一歩譲ってまだ平気だったのですが、9日(木)と10日(金)は記録的は忙しさでした。 9日(木) この日あった課題のうち、一番大変な3つが、 1、750-800語の英語のエッセイの Final Draft(最終稿) 2、文学作品(ヘミングウェイの"The Old Man and the Sea"(OMS))を20ページほど読み、 3、その Reading Journal(物語のシーンごとの要約と、物語に対する自由な意見、コメントを並行して書いていく、作品の理解を深めるためのノート。以下RJ。)を終わらせる。 でした。これらすべて10日が提出期限です! この週が今学期中で最も課題が多い週でした。 (後で判明したことですが、OMSは残り全部、つまり50ページほど読まなければならなかったそうです。よってRJもホントは残り全部のです。(゚Д゚)) 8日の夜はあまり眠さに負けてしまい勉強量が0だったので、9日ですべてをしなければならない羽目に。 どのくらいの量を終わらせなければならないかというと、エッセイは草稿が600語くらいだったので、もう150語以上。 しかもただ書けばいいというわけではありません。これは英語教育プログラムの授業の課題なので、文法はもちろん、1段落が含むべき要素、段落または全体のとるべき構成、句読法(punctuation)が非っ常に厳しく定められています。別にスパルタ教育ではなくて、学術的な英語文書のフォーマットを学んでいるんです。これらに気を遣いながら書くのはかなり骨が折れます。(厳しいからと言って全員が同じ内容を書くわけではありません。トピックである「教育」に関することであれば、私たちが好きに主張を決められます。) あとRJは、私が怠けたせいで60ページ分も書かなければなりませんでした。(ホントは90ページ分だけど当時はもちろんそんなこと知りません。)

Intensive Survival Thai Course!

5月のある日、学内ウェブサイトにこんなお知らせが。 「サワディークラップ! タイ語講習会」 いまアジアで熱い国、タイ。そんなタイの言葉を学んでみませんか? 挨拶など日常会話が習得できます。 タイ出身の大学院生も講師として参加します。 云々。 云々。 (すべて私の薄れた記憶だけで書いているので、ホントは全く表現が違います。) ICUでタイ語の授業は開講されていませんが、ICUのアジア文化研究所というところが、ランチタイムを使って講習会を開いてくださるそうです。タイ語なんて一言も、サワディークラップ(こんにちは)さえ知りませんでしたが、未知の世界だからこそ興味が湧いて、参加しました。そもそも言語全般に興味がありますし、第2外国語もできれば習得したいと思っていたので。(タイ語が第2外国語になるかは分かりませんが(笑)。) 週1回×4週の講習会の第1週目は5月27日(金)でしたが、この日は今学期でもトップクラスに忙しい日でした。というかその日を含む週はめちゃめちゃ課題が多くて大変でした。 前日の26日は2時に就寝して(私にしてみればとても遅いです。)、それでも課題が終わらなかったので、27日は朝、1時限が無いのを利用して1科目をおおむね終わらせ、3時限の中間テスト(!)の後の空き時間を利用してもう1科目終わらせ、そしてあんパン1個とお茶少々をぱくつく(これがその日の昼食でした!)や否や、ランチタイムめいっぱいタイ語、という、休み時間0の恐るべき1日でした。 話をもとに戻すと、この講習会はタイ旅行に最低限必要なタイ語を、たった4回で学ぶそうです。集まったのは20人弱くらいでしょうか、男性は私含め2人だった希ガス。(´・ω・`) まず音を一通り学びましたが、声調があるのは中国語と同じですね。タイ語は中国語に結構影響を受けているのではないでしょうか。 第1週は「挨拶」ということで、日本人の先生から、挨拶の仕方と、基本的な文法を少しだけ教わりました。途中から先生としてネイティブスピーカーの院生も参加して下さいました。 全く初めての言語との接触は、とてもわくわくします。中学校で初めて英語を学んだときに戻ったようで、その感触を楽しんでいるのですが、状況は英語の時より困難です。タイ語にもタイ文字にも全くなじみが無いのですから!(ただし文法

がっきーのコンサートに行ってきたぞ

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ICUでは5月の第3週に「キリスト教週間」、略してC-Weekなるものがあります。キリスト教とは何かを考える週間だそうで、キリスト教関連のいろいろな行事が催されます。 5月20日(金)、私はその催しの一つ、「 新垣勉 コンサート」に行って来ました!! 記事タイトルだけ見て本記事にアクセスされた方、がっかりさせて申し訳ありません。 新垣さんをご存知の方は多いでしょう。出生後まもなく、病により光を失ったテノール歌手で、全国で活動していらっしゃいます。 私は新垣さんのことをを中学校の英語の教科書で読んだことがあったので、よく知っていて、彼がICUに来てくださるこの機会を逃したら、おそらく次は無いと思いました。しかも決定的なことに、一般の方のチケット代がうん千円のところを、ICU生は前売り券が300円と破格な値段でした!(コンサートには一般の方も参加できたのです。) 私はおそらく学内でもトップクラスの早さで前売り券を買い、20日の夜7時を待ったのですが、その20日のコンサートの前に、友達のとっさの思い付きにより「チャーシューパーティー」をしました! 話題を劇的に変えてしまいましたが、どうかしばしおつきあい下さい。 「チャーシューパーティー」の正体は、寮に住んでいる友達がよさげなチャーシューを持っていたので、それでチャーシューラーメンを作って屋外で食べようという、それだけといえばそれだけの「ディナーパーティー」です。 約20人のセクションメイトをメールで「招待」したにもかかわらず、結局参加したのはたった4人でした。(男3人=調理、女1人) ちなみにこのとき初めてICUの男子寮に足を踏み入れたのですが、古いこともあってなかなかなカオスでした。男子大学生の寮という異世界を垣間見ました。その友達曰く、「キッチンで生野菜の料理作ったやつは必ず腹こわす。」 そんなキッチンでのチャーシューラーメン作りですが、ラーメンに野菜炒めとチャーシューをのせるそうなので、私は野菜炒めを担当しました。作ったことはありませんでしたが、やってみれば意外とできます。あとチャーシューを味見しましたが、本物です。すごくおいしいです。 調理が何かと時間がかかったので、もうコンサートの30分くらい前になっていました。次に私たちはこれら麺、具、食器等を、ICUのシンボルの一つ、あの 芝生の広場 に運びます。ICU生が