ここ暮れ数日の平均読書冊数がそこそこ

冬休み!!

『こころ』を読み終えてスッキリしました。(前記事参照)

読みたいと思ってメモっておいた本がたまっておりましたので、わたくしCRは今、かつてないくらい読書を欲しています。

そんな矢先、母が2冊本を買ってきました。私のために買ってきたのではないのですが、私が図書館に予約した本が来ない間、読んでました。

今話題の日本人の知らない日本語 [単行本(ソフトカバー)] / 蛇蔵&海野凪子 (著); メディアファクトリー (刊)



コミックエッセイなのですぐ読めます。日本語を母語としない人から日本語を眺めてみると、私達が気づかないことがたくさん見つかりますね。面白かったです。絵も好みです

もう一冊は、今話題なのかは不明な、誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール [単行本] / 野口 敏 (著); すばる舎 (刊)

話し方の本ダ!! 笑

別に私は会話が下手だとは思っていませんし、(上手とも思っていませんが)、家族も別段…。だから何で買ってきたの?って思いました。誰のために? こんなの読んだってしょうもない…。と思ってパラっと開くと

…イヤ…意外とタメになる…?…(。-`ω´-)

と思って2、3時間で一気に読みました。(笑)これでCRも会話力がUPしたことでしょう。

以上の2冊を2日で。

そして、私が図書館から借りた本とは、「清水義範本人の愛好本」。

「愛好本」とありますが、作者の作品の自選傑作集です。本書には20作収められているのですが、くすっと笑ったり、吹き出したり、ユーモアがそこここにあふれています。清水義範はパロディ作品や現代社会を風刺した作品など、多彩な作品を書いています。どの作品にも共通してどこかにおかしさがあります。

清水義範本人の愛好本―自選傑作集
作者: 清水 義範
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 1991/12
メディア: 単行本

私がこの作家を知ったのは短編集「国語入試問題必勝法」(参考書ではありません。)というのを知り、読みたくなったから。この「国語入試問題必勝法」という短編も、この傑作集にあります。

では他は割愛しますが「国語入試問題必勝法」のレビューを。

国語の苦手な高校生が、腕利き家庭教師に国語をすらすら解くための秘訣を説いてもらう、という内容。これはあくまで小説ですから、多かれ少なかれエンターテイメント性を取り入れています。けれども、なかなかどうして、真理を突いているところも多いです。特に前半の、「選択肢から選ぶ」タイプの家庭教師の教える解き方は、学校で言われるのと驚くほど一致。予想以上です。作者の作品へのこだわりが、いきいきと見えました。

というわけで少しでも興味を持ったら、この作品だけでも読んでみては。とくに高校生には、何か得るものもあるかもわかりません。

この本は470ページもある大作なのに、本に飢えていたのか、足掛け2日、数時間で読んでしまいました。私ににとっては脅威の速さです。(゚Д゚)驚きです。

4日で3冊です(゚Д゚)

今日は遠くの図書館へ自転車をこいで、また本を借りてきました。小説じゃないですがね。またレビューを書きます。

え?

勉強?

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