2013年8月25日日曜日

『正書法のない日本語』・『味』・『書』

今野真二(2013)『正書法のない日本語』岩波書店
正書法のない日本語 (そうだったんだ!日本語) [単行本(ソフトカバー)] / 今野 真二 (著); 岩波書店 (刊)

日本語の表記には選択肢がある、というのが、本書を貫く主張。日本語には漢字、ひらがな、カタカナがあるという例のお話だけではない。漢文、万葉仮名から始まり、日本語には様々な表記のしかたがあった。(上から目線も甚だしいが)よく調べてあると思う。けど、目新しさはそれほどなかった。今月上旬、3時間くらいで一気に読む。

田辺聖子 編(1983)『日本の名随筆12 味』作品社
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4月に読んだ「日本の名随筆 別冊」に続けて、興味があるものだけ読んでいる。

「味」は、開高健、北大路魯山人、司馬遼太郎など、なんとか名前くらいは聞いたことがある人から、初めて存じ上げる人までの、30ほどのエッセイを収録。邱永漢の「食在廣州」には、彼の食通ぶりと食の奥深さに恐れをなし、藤沢桓夫の「大阪人はうどん好き」で、大阪のきつねうどんが食べたくなった。

小松茂美 編(1988)『日本の名随筆64 書』作品社
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「書」は、編者の傾向か、堅いものが多かった。恥ずかしい話だが筆者の中でも伏見冲敬、井上靖、夏目漱石くらいしかよく知らなかった。「秋萩帖」、会津八一、篠田桃紅などは今後チェック。遺偈(ゆいげ)、臨摹(りんも)は読み方がわからなかった。

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