2013年7月29日月曜日

根津美術館と国立新美術館

随分前のことになってしまうが、6日(土)に両親が東京に来た。

美術館に行こうかな、と言っていたので、私の提案で根津美術館に行くことになった。特別展「やきものが好き、浮世絵も好き」を見たくて、目をつけていたのだ。そしてそれ以上に、新築したばかりの建物も見たかった。おしゃれスポット、表参道にある美術館だ。


建物も庭も、文句なしに素晴らしい空間であった。

展示も、もちろんとても見応えがあったが、私は実は陶磁器も浮世絵も全然詳しくない。一方、特別展と同時開催の、古代中国の青銅器に、えも言われぬ感動を覚えた。

古代中国の器は、もともと気になる存在だった。惹かれていたのだと思う。それほど意識してきたわけではないが、根津美術館を訪れて、その思いは確かなものになった。余韻が未だに残る。

帰りは原宿駅まで表参道を歩いたが、土曜日とあってか、すごい人だった。そして、ただひたすらにシャレオツであった。見ているだけで楽しかったが、一人でいたら怖気づいていたかもしれない。

そして、ひたすらに蒸し暑かった。熱暑。ちょうど、この日梅雨明けが発表されたのだ。夏の到来であった。

***

時は飛んで、今日29日は、国立新美術館に「アンドレアス・グルスキー展」と、その足で「毎日書道展」を見に行った。


アンドレアス・グルスキーはドイツの写真家。この展覧会まで彼を知らなかったが、ぜひ見たいという衝動に駆られた。

期待を、軽く超えた。抜群に素晴らしかった。ずば抜けて良かった。何がいいって、その巨大で抽象的な画像は圧巻。グルスキーが作品に込めた現代社会に対する思想が、訴えかけてきた。息を呑む。私がいままで見た展覧会(といっても数えるほどしか無いが)で、3本の指に入ると思う、いや、一二を争うほどに素晴らしかった。

ううむ、言葉にすると途端に陳腐だ。いくら言葉をこねくり回しても、なかなか自分の中の感情を描写できない。二階から目薬である。私には自分の感動を的確に表現する言葉の持ち合わせが無い。ご自身の目で確かめていただくしかないだろう。

図録を買ったが(3500円もしたが、買わずにはいられなかった!)、実物には到底、絶対、かなわない。

ついでに、初めて毎日書道展も見たが、グルスキーを見た後で、あまり集中して見られなかった。第一、作品が多すぎである。

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