「華道部・書道部合同 卒業記念展」が終了しました リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 2月 17, 2013 今週の2月12日(火)から一昨日15日(金)までの4日間、ICUの本館2階ラウンジにて、小規模ながら「華道部・書道部合同 卒業記念展」を行った。華道部さんとの作品展は去年4月以来2回目だ。卒展といっても、4年生以外の人も出品している。 私は半紙半分のサイズのものを2点出した。勝手ながら全体的な写真は割愛させていただいて、私の分だけ紹介する。ご指導ご鞭撻よろしくお願いします。 学 167 x 242 mm 学問の広さと深さに日々圧倒されている。巨人の肩はあまりにも大きい。 芸 167 x 242 mm 何かを創りあげることは面白いですね。芸術の芸。 飾った姿 学芸ではない。あくまで学と芸なのだ。額が1個しか無かったのだ。 「学」には、いろいろな意味でまだまだ半人前さという戒めも込めたのだが、いつかこれもまだまだだと思えるときが来るだろうか。もちろん今の時点でも頂けないところがあるのだが。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
「書道八段」は大した称号じゃない 7月 13, 2014 自分では当たり前だと思っていることは時として、他人にとっての当たり前ではない。 習字の段級に対する認識の違いは、そのいい例である。習字の七段とか八段とか師範とかを持っていると、一般に「すごく出来る人」だと思われる。ところが、剣道八段などに比べたら、レベルははるかに低い。 大学生になって自己紹介をする機会が増え、私のかつての習字の段位について同じことを5度も6度も言ってきたので、何かの参考になればと、書き留めておく。 2012年7月の記事より 私は小学1年から習字をやっていた。小、中と9年間続けたが、高校1年の半ばになって、高校と塾が正反対の方向になり、時間的に両立が難しくなってやめた。というよりも実は、高校で書道部に入り、書道というものを知ってから、これ以上習字塾に通い続けても得るものは少ないと思ったのもある。(習字と書道との違いは書くと長くなるので、またの機会に。) 習字塾では、最終的に一番高くて準八段か八段を取った気がする。詳しくは忘れたが、高校生になると一般の部扱いになるので中学までの段位はリセットされて、何級からスタートするというシステムがあったから、八段は最終的な段位ではない。 思い返してみると、私は高校大学と、自ら八段を持っていましたと言ったり書いたりした記憶がない。言う資格がないと思っていたのである。 ところが、小1から習字をやっていましたと言うと、段とかどうだったんですか、と聞かれることが少なくないので、一応八段だった気がします、と答える。すると相手は「へえ」とか「おー」とか感心してくれる。なのでここ1、2年は、私は必ずこう続けることにしている。 実際のところ段は実力をあまり反映してないです。半ば自動的に段が上がっていくので、少しうまく書ければ昇段はけっこう簡単なんです、と。 実際そうなのである。私は長野県内のまあまあ大きい某会に所属していたが、昇段のシステムは全くわからなかった。もちろん小中学生のころの私は、右も左もわからずにただ漫然と字を書いていただけなので、昇段の仕組みなんぞに興味を持つわけはなかった。私の記憶が正しければ、1年に2回くらい、昇段試験がありますからこれこれを書きましょうと先生が指示するので、お手本をそれなりに頑張って書いて提出した。何週間かして、気づけば昇級していた、という具合だったので... 続きを読む
「55個の母音を持つ言語」というギネス記録は間違いである 1月 02, 2017 私の手元にある1980年度版の「ギネスブック」に、「最も多くの母音を持つ言語」として、ベトナムのセダン語が挙げられている。信じがたきかな、55個もの母音を持つという。 しかし、これは明らかな間違いである。セダン語を記述した論文にあたると、セダン語の母音は7つしかないからである。英語には、母音が10個くらいあるから、英語より少ないのである。 以上。 と言いたいところだが、学生時代の暇に任せて、もう少し詳しいことを書いたので、以下に続く。 その記録は以下のようである。「最も多くの母音を持つ言語」として、 最も多くの母音を持つ言語はベトナム中央部のセダン(Sedang)で、55のはっきり区別できる母音を持つ。(144頁) とある。記述は以上で、出典はない。さて、この記録を信じていいのか。 日本語の母音は、「アイウエオ」の5つである。英語の母音はもっと多くて、アメリカの一般的な英語だと、10個くらいある。 世界の言語を見渡すと、アラビア語や沖縄の一部の方言のように3つの母音しか持たない言語や、ドイツ語、フランス語、ヒンドゥー語のように10以上の母音を持つ言語もある。しかし一般に、世界の言語を見渡したとき、日本語、中国語のように5~7個の母音を持つ言語が大半である。母音が20を超える言語を私は知らず、55個となると、凄まじい数である。 母音というものは、基本的に、舌の上下前後の位置や、唇のすぼめ具合を調整することによって発声される。つまり母音とは、いろいろなバリエーションのあり得る子音と違って、口の中で、舌の位置や唇の形を絶妙に変えることによって生み出される、デリケートな音である。であるから、本当に55個も母音を持つ言語があったとしたら、それを発声する口と、それを聞き分ける耳に、とてつもない精密さが要求されるということだ。果たしてそんな緻密すぎることができるのか。 そんな言語学の知識を抜きにしても、「母音が55個」なんていうのは、直感的に考えておかしい。 あの有名な「ギネス世界記録」に間違いが?と思うかもしれない。けれども、ギネス・ワールド・レコーズ社の担当者が十分な言語学の知識を持ち合わせていたとは限らないのである。担当者の見当違いということはありえない話ではない。 真偽を確かめるべく、調査をしてみたところ(2年ほど前... 続きを読む
肢節量――2次元図形の周の複雑さを表す値――なるもの 7月 01, 2012 ずっと温めてきたものをようやく完成させる気になった。数学のお話。 1. 肢節量の発見 2. どこを探しても資料が無い 3. 肢節量を求める公式と解説 4. 肢節量の応用 1. 肢節量の発見 今となってはすっかり記憶が薄れてしまったことが惜しいのだが、それは私が高3も後半、机に向かって受験勉強をしていたときのことだ。そのときは地理をやっていたかもしれないし、数学だったかもしれないし、あるいは全く別のことだったかもしれない。けどそんな細かいことはどうでもいい。重要なのは、そのとき私に、ある数学上のひらめきがピカッと起こったということだ。(後になって考えれば、このひらめきは滅多に味わえないなかなか良質のものだったなあ。) 私はそのときアフリカ大陸の海岸線の複雑さのことでも考えていたのかもしれない(いや冗談じゃなくて)。私がひらめいたのは次のようなことだ。 平面上の任意の図形の周の複雑さ(入り組み度合)は、その図形と同面積の円の周と比較することで数値化できる。 分かったかな。これだけじゃ分からないから今すぐ説明を、というならば、「3. 肢節量を求める公式と解説」まで読み飛ばしてね。 私はこのひらめきがとても意味があり、かつ公式化も非常に簡単だと直感したので、すぐさま手元の紙に計算を始め、数分ののちに公式を導き出した。その後電卓を使い、具体的な図形でその入り組み具合を計算してみた。 私は数学的な発見を一つなし得、しばし余韻に浸っていたが、この単純な公式の第1発見者は私では(もちろん)ないだろう。これには何かしらの名称があるはずだ。しかし、これは突然ひらめいたことなので、私がその「入り組み度」の正式名称を知る由も無かった。この値や考え方についてもっと深く知りたいと思ったのに、早くもそれでおしまいになってしまいそうだった。 だがその後(当日だったか後日だったかは定かではない)、私がたまたま偶然持っていた「 データブック・オブ・ザ・ワールド 」(二宮書店)という統計集に、何か載っているかもしれないと思いつき、本棚から取ってきて調べ始めた。そしたらどんぴしゃり!! 世界の大陸の統計に関する欄に、まさに探していたものが載っていた。そこにあった言葉は、「 海岸線の発達度(肢節量) 」。そして大陸ごとのその数値が載っていた。 私の発見したものは... 続きを読む
コメント
コメントを投稿