友達がママチャリ(+フェリー)で東京から沖縄まで行ってきた

大学のセクションメイトのシンタが、ママチャリ+フェリーでの東京ー沖縄の旅を先日ついに成功させた。

彼はこの春休みを使って何か大きな事をしたかったようで、それでロードバイクを使わない、普通のママチャリでの無茶な旅を思いついたそうだ。3月9日に都心の彼の家から出発して、大阪までチャリ、そこからフェリーで沖縄まで行き、29日にフェリーで東京に帰ってきた。3週間の一人旅だ。

最初は全国の友達の家に転々と泊まらせてもらう予定だったそうだが、現実問題それはできなかったようだ。いや寝泊まり云々以前に、最大の難所である箱根の峠をママチャリで越えられるのか、そこで早くも断念するのではないかと私たち友人間で真面目に懸念していたのだが、3月10日、彼は国道1号線最高地点の写真ともにツイッターでつぶやいた。

箱根越えキター♪───O(≧∇≦)O────♪

彼は「山の神」こと柏原竜二の走りよろしく、箱根越えをやってのけたのだ。これには驚いた。いつもへらへらした軽い彼が、「天下の険」と言われた(参考はこちら)難所を制覇したのだ。私のシンタへの視線は、そのときを境に心配から応援へと変わった。

彼は何かにつけ軽いやつなのだが、その分相当に社交的で、彼のブログを見るに、その後各地のホテルやゲストハウスで、様々な年齢、境遇、職業、国籍の人と仲良くなったようだ。彼だからこそできる芸当だ。人との交流が、彼をいちばん楽しませたのではないかと思う。

シンタは3週間でどのように変わったのだろうか。いや、案外変わったのは肌の色だけかもしれないな。あっけらかんとして。

詳しくはこちらで:シンタの自転車旅日記(彼のブログ)

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