積ん読本という言葉に出会った衝撃といったら

ようやく時間にややゆとりが出来たので、じっくり本を読めました。受験勉強のせいで読めなかったので、今このブログを調べたら、前に本を読んだのは…って、意外と10月に読んでました。

おそらく1年間ほど積ん読本になっていた本です。またしても言語学関係で、脳の言語地図 (学びやぶっく) [単行本] / 酒井 邦嘉 (著); 明治書院 (刊)です。



いまHOTな脳科学と、言語学が融合しているなんて、わくわくしますね。

言語を使ったり、学習したりするとき脳のどこが活動するのか、また、脳の活動という知見から見た言語の学習法のありかたを、脳科学者である筆者が、最新の研究を交えながら説明していくのが本書です。問答形式なので、テンポよく読めて、とても分かりやすいです。読むのが遅い私でも、すぐに読めました。

ちなみに、筆者は理系出身で、また本のタイトルからも分かるように、本書の内容は大半が脳科学です。これを読んでも言語学自体が学べるわけではありません。ただ脳科学にも興味のある私にとっては、言語学を新たな視点から眺められたことがとても新鮮で、得ることが多くありました。

言語学の入門書をこの3月中にもう1冊読めればいいなあと思っているのですが、何かと忙しくなるので、難しいかもしれません。

コメント

  1. 久々にコメントするなあ。
    ちゃんと学問の本を読んでるところが凄い!
    俺なんて小説しか読んでないよ(汗

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

「書道八段」は大した称号じゃない

「55個の母音を持つ言語」というギネス記録は間違いである

「お腹と背中がくっつくぞ」の勘違い