2011年3月30日水曜日

東大に落ちた人の視点も大事かもよ

昨日まで、ブログタイトルの下に赤く「管理人大学受験生のため更新頻度を落としています。」と表示されていました。

私はつい一週間前までは、なんだかんだ言って受験生の身分でしたが、今はもう結果は出ていて、受験生ではありません。

この記事を読んでいらっしゃる方々にとっては、私の進学先などささいなことですが、今まで一年近くブログの一番上に「管理人が受験生のため」と表示していたのに、結果について何の音沙汰も無いのでは、尻すぼまりもいいところです。

そこで、結果を申し上げると、第一志望の東京大学には前期、後期試験ともに不合格し(泣)、私立の国際基督教大学(ICU)に合格となりまして、来月からICUに行くことになりました。

大学名を明らかにするかどうか迷っていたので、お知らせするのが遅くなってしまいました。

東大に向けてすごく頑張ったのに、見事に落ちてしまったのは悔しい……。

東大の難しさを思い知りました。

ICUは東京都三鷹市にあります。私のふるさと長野県から引越しです。

さて、進学先もお知らせしたので、本記事をもって昨年4月の「更新頻度を落とす宣言」を破棄いたします。しかし、これからの大学生活がかなり忙しいものになりますので、更新頻度は受験期とあまり変わらない可能性はあります。だからといって、ブログはおろそかにせず、量より質で努力します。

実は、書きたいことは結構ためてあって、今わくわくしているところです。

そのほとんど(というかすべて?)は数学か受験勉強に関連しています。おそらく高校生向けの記事になると思います。ICU生としてだけでなく、東大不合格者としての立場からも、アドバイスできればと思っています。

2011年3月29日火曜日

科学者は哲学を語るべきか

私は、変なところが気になってしまっているのかもしれない。この本を読み始めると、この思いは一気に強まりました。

私は、文学作品を無意識的に欲するような人ではありませんし、まして文学に対する感受性が強いわけでもありません。

しかし、どうしても、私は、本に書かれた言葉の、文法的正しさ、接続詞、文の長さ、論理性など、もっと低次元な、けれどもとても重要な要素にどうも敏感に反応してしまうのです。

目的語が無いと(または補える語が見つからないと)、「何を?」って突っ込まずはいられませんし、一文が長いものになると、3回は読んで主部と述部の対応を分析し始めますし、そもそも一文が長い時点で嫌になるし…、その上接続詞の使い方が間違っていると、もうだめ。私の脳の不快指数は急上昇します。

こんな感じで本に突っ込みを入れたり、分析をしているので、読む速さはますます遅くなります。そんな自分自身にいらだちを覚えることもあります。

さて、今回読んだ本はいかがでしょうか。

われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか (ハヤカワ新書juice) [新書] / 帯刀益夫 (著); 早川書房 (刊)



上のような私の主観に基づいて、本書を箇条書きで説明すると、

・まず最大の難点として、一文が私の経験したことのない長さを誇っています。
新書ですが、4行以上にわたる文が、私の感覚では見開きに1つ以上ある気がします。読めばお分かり頂けると思いますが、4行は結構疲れます。たまに5、6行あったりします。

・大きな文法ミスが時々あります。
例えば、目的語が見当たらない、受け身にするところがされていない、助詞や接続詞の使い方が間違っている、などです。まれでしたが、主部が2つあることもありました。このくらいになると、誤植ではないかと思うくらいで、本当に混乱させられます。

・また、同じことを繰り返し言っているのでは? という感を受けます。

・本書の目的上やむをえない部分はあるものの、小見出しを多く設けて1節を短くした結果、話題が転々と変わって論理の整合性が低くなってしまっています。

などです。一般人の分際で生意気なことを書いてしまっていますが、私の愚痴の備忘録みたいなものだと受けとめて下されば幸いです。

閑話休題。今度は普通に本書の紹介をいたしましょう。

本のタイトルは、ゴーガンの晩年の作品のタイトルそのままで、いかにも哲学書然としていますが、サブタイトルが「生物としての人間の歴史」。筆者は生物学者でして、本書の立場はあくまで科学です。

科学の細分化により、その包括的な理解がほぼ不可能になっていること、そして現在、統合的な人間像の確立が難しくなっていることを嘆いた筆者は、ゴーガンの問いに触発されて、人間の起源から未来までを生物学的に考察します。つまり筆者は、生物学全体の研究成果を参照しながら、人間の全歴史を俯瞰するという、とてつもなく広い領域と時間を扱う事業を行ったのです。

本書のページ数は通常の新書の2倍近いですが、逆によくこれだけにまとまったなとも感じます。とは言っても、内容の大半は筆者の専門である遺伝子に関係しています。農業も感染症も脳も言語もネアンデルタール人も!、すべて遺伝子で解明してゆきます。言語遺伝子の発見は、私にとっては大発見です。

本書は、書く側も読む側も、きっと大変に違いない大作です。

2011年3月27日日曜日

親知らず抜くひと何気なく多くね?

今日の記事は、ちょっと血が出てきます。あらかじめご了承下さい。

11月に、歯が痛いと書きましたが、あれは親知らずが斜めに(というか横に近い)生えていたせいでした。(下顎の左右両方です!)

当時は受験期で抜歯どころではなく、また痛みはその後引いたので、3月になったら抜こうということになっていました。

というわけで、まずは左だけ、24日に抜きました。

ヤツは隣の奥歯に引っかかった、普通でない生え方をしていたので、歯茎に大胆にメスを入れ、歯をいくつかに分割して抜くという、なんだか大掛かりな手術となりました。

口の中という特殊なところにメスを入れるのは、やっぱり怖いです。(でも考えてみれば、、顔とか手とか足とか、自分で見えるところを手術するのはもっと怖そうです。)

しかし私にとって一番問題だったのは、術後でした。

手術は無事終わりましたが、血がなかなか止まりませんでした。数時間はちびちび出ていて、これくらいは普通かと思って我慢していたのですが、寝る前になっても止まらなくて、不安になってきました。出血は睡眠時にひどくなったようで、口の中が血でいっぱいになったせいで苦しくなったのか、未明に起こされました。

その後数時間、大量の血に苦しみました。血をたくさん飲んでしまったり出したり、もう大変でした。おとといの早朝のことですが、いま思い出しても恐ろしいです。

親が起きてくるまでは待って、朝一で病院に急ぎました。担当医の処置のおかげで、以後血は止まりました。

原因は、分かりません。私が傷口を広げてしまったのでしょうか。

ちなみに傷口の感染を防ぐため、抗生物質を投与されましたが、あれを飲んだら気分が悪くなりました。副作用です。今こうして記事を書いている間も、少しブルーな気持ちです。

最後に、出血が止まらないのは、結構特殊な例です。普通は数時間で止まるものと思われますので、これから抜歯される方は、不安になりすぎないようにお願いします。m(_"_)m

2011年3月18日金曜日

小学生までの読書は人生を形づくる

今回紹介する本は、今日読んだ本というわけではありません。

それと、昨日紹介した本と内容が似ていますが、意図的ではなく、今朝この本が届いたからという、それだけの理由です。まあ、そんな本を何故いまここで? とお思いでしょうが、おすすめするわけがあります。

その本は、目からウロコの脳科学―心と脳はここまで分かった! [単行本] / 富永 裕久 (著); 茂木 健一郎 (監修); PHPエディターズグループ (刊)



これを読んだのは3年以上前で、私が中3のとき。ちょうどゲームやテレビで脳科学という言葉が飛び交っていた、いわば脳ブームの最中でした。私もブームに触発されてか、記憶力とか人間の能力の不思議とかに興味があったので、図書館で何気なく借りたのですが、何せこの本は素晴らしかった。

これほど私の知的好奇心を満たす書物はありませんでした。そういう観点から見れば、この本は優に5本の指に入るでしょう。

もっとも、私の趣味はかなり偏っているので、他の方にとっては一般的な本である可能性が高いですが、とにかく、この本がその後の私に与えた影響は絶大でした。ことあるごとに、この本で読んだことが生かされている気がするのです。ちなみに、「その後の自分に多大な影響を与えた本」は、中学のときに読んだ本の中には3冊あって、一つはエンツェンスベルガーの「数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜」。もう一つはアラン ピーズとバーバラ ピーズの「話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く」。そして3つ目が本書です。というか、この3冊しか強く印象に残っていないのです。今気づきましたが、分野が偏っていますね。数学と脳科学だけではないですか!

本書を読むことによって、脳のハードとソフトの基本構造が一通り学べるだけでなく、意識の起源や脳の障害や、昨日の記事でも申し上げた、言語と脳などに関する最新の成果を、話題ごとに知ることが出来ます。網羅的にどんどん述べていくので飽きは来ないし、好奇心がくすぐられます。

今改めて読んでみると、1トピックに割かれたページ数が少なくて物足りなくは感じますが、網羅性との兼ね合いからすると仕方がないことでしょう。

文章は分かりやすいです。中3にも分かるくらいですから。

そういうことで、脳科学に興味があって、その本を読んでみたいのなら、私はこの本を薦めます。日進月歩の脳科学にあって、2006年という発刊年は少し古いかもしれませんが、基本的なことならこの本で充分なのではないのでしょうか。

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話は変わって、今日友人数人と、「2次試験お疲れさん会」をしました。

全く不慣れなゲームセンターにも行って、遊びまくったら、運動不足も手伝って、右手が動きにくくなりました。箸を口に持っていきにくい…!

筋肉痛必死。

2011年3月17日木曜日

積ん読本という言葉に出会った衝撃といったら

ようやく時間にややゆとりが出来たので、じっくり本を読めました。受験勉強のせいで読めなかったので、今このブログを調べたら、前に本を読んだのは…って、意外と10月に読んでました。

おそらく1年間ほど積ん読本になっていた本です。またしても言語学関係で、脳の言語地図 (学びやぶっく) [単行本] / 酒井 邦嘉 (著); 明治書院 (刊)です。



いまHOTな脳科学と、言語学が融合しているなんて、わくわくしますね。

言語を使ったり、学習したりするとき脳のどこが活動するのか、また、脳の活動という知見から見た言語の学習法のありかたを、脳科学者である筆者が、最新の研究を交えながら説明していくのが本書です。問答形式なので、テンポよく読めて、とても分かりやすいです。読むのが遅い私でも、すぐに読めました。

ちなみに、筆者は理系出身で、また本のタイトルからも分かるように、本書の内容は大半が脳科学です。これを読んでも言語学自体が学べるわけではありません。ただ脳科学にも興味のある私にとっては、言語学を新たな視点から眺められたことがとても新鮮で、得ることが多くありました。

言語学の入門書をこの3月中にもう1冊読めればいいなあと思っているのですが、何かと忙しくなるので、難しいかもしれません。

2011年3月2日水曜日

東京は人が多すぎで食欲減退した

25、26日の国立大学2次試験が終わりました!

27日の東京マラソンが始まる前に帰って来ました。

今、時期的には一番遊べるとき。しかし、私は一応12日に後期試験を控えておりますので、勉強はしています。

勉強と言っても、数学だけの偏ったもの。(実際は3教科ある!)後期試験には数ⅢCも含まれるので、それを自宅で誠意勉強しているというわけです。

もっとも、私は前期で合格する意気込みですので、後期を受けないことにならないようにと、祈るばかりです。