2016年11月1日火曜日

他言語の情報を探すとき、ふつうのグーグル検索は無力だ

私が日常的にやっている検索のコツだが、先日、人に教えたら感心されたので、書き留めておこう。

要は、ある言語での詳しい情報は、その言語に特化した検索チャネルを使え、という話。

例えば、あなたが趣味で針仕事をやっていて、韓国の刺繍が好きだとしよう。韓国刺繍の写真をちょっと調べてみようと思ったら、ふつうはデフォルトのブラウザで「韓国 刺繍」で画像検索すると思う。例えばgoogle.co.jpで。

しかし、google.co.jpでヒットする検索結果は、ほとんどが日本語である。だが日本語で書かれた韓国刺繍の情報と、韓国語で書かれた韓国刺繍の情報とは、どちらが豊富だろうか。もちろん後者だ。

そこで、現地のグーグルを使うのである。「google korea」と検索すれば、google.co.krにアクセスできる。そこで「korean embroidery」と検索すると、voila!、日本語版で検索したのより量も質もずっといい画像を見ることができるのである。

たとえ私のように韓国語が分からなくても、今のように少しの英語の知識があれば、十分な量の情報が得られる。「刺繍」の英語がわからなければ、グーグル翻訳に突っ込めばいいのだ。


現地の言葉の知識があるなら、得られる情報量はさらに多くなる。

私は大学で中国語を学んだので、多少は読めるし、中国語キーボードの使い方も知っている。日本語のサイトでは絶対に見つからない情報も、見つけることができる。

中国語版グーグルは存在しないので、私は百度(baidu.com)を使う。例えば私の好きな中国の書家のひとり「劉自櫝」を、google.co.jpと百度でそれぞれ検索した結果は、天と地ほどに違う。百度では、劉氏の肖像、略歴はもちろん、作品の写真を何十枚と見ることができる。すばらしい目の保養だ。一方、日本のグーグルでは、めぼしい情報はほとんど出てこない。中国のちょっとディープな情報は、日本の検索エンジンは無力だと言っていい。


さて、おそらく最も需要があるのが、英語圏の情報だろう。

例えば、今イギリスで(たぶん)売れっ子の作曲家、Dexter Britainを日本のグーグルで検索すると、ヒットするのはせいぜい彼のFacebookである(現時点では)。しかし本家のgoogle.comで検索すれば、彼の公式サイトがトップにヒットし、そこから無料で曲も聞くことができる。

google.comは、仕事にも役立っている。先日私は上司から、お客様に渡す名刺サイズのとある割引券を作って欲しいと言われた。私はデザイナーではないので、自力ではプレーンテキスト以上に魅力的な意匠をクリエイトするスキルはない。そこでgoogle.comで「coupon design template(クーポン デザイン テンプレート)」と検索する。得られた豊富な画像を参考に、仕事を遂行することができた。

もちろん日本語でも検索できるが、英語圏と日本語圏ではデザイナーの数が違うので、google.comの方が、洗練されたデザインが多い。

私の場合、あまり頻繁に使うので、私のGoogle Chrome(PC)では「g」と打ってEnterを押すだけでgoogle.comに飛ぶ。

いつもの検索で満足できなかった場合の、ちょっとした裏技でした。

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