東大農学部農場にひまわりでできた迷路が出現する
私の今の住まいの近く、西東京市緑町に、東大農学部農場があるらしくて、そこでこの8月、ひまわりでできた迷路を開放しているらしいのです。
私は一応小学校低学年のときは迷路にはまっていて、今でもちょっと迷路が好きだし、それにあの東大だし、ということで、17日(水)に一人で行ってきました。
17日の午前中でしたが、この日はグッタリするような暑さ。家から近くと言っても自転車で2、30分はかかったので、汗の量が半端無かったです。
未知の土地でしたが、1本道を外したくらいで無事農場に着き、正門を入ったと同時に右手にひまわり迷路が。

では、早速始めるか…とその前に、私がこの迷路園で、ある実験を企てていたことをお知らせしなければなりますまい。
実験とは何か。迷路には、実は「必勝法」と呼ぶべきものがあり、理論上は知っていたのですが、今回それを自分の足で確かめようとしたのです。
その必勝法とは、Wikipediaで調べたところによると「右手法」というもので、常に右側(もしくは左側)の壁に沿って進めば必ずゴールにたどり着くというものです。(Wikipedia 「迷路」の項を参照。) その効果を確かめるためにひまわり迷路にやってきたと言ってもあながち間違いではありません。
この実験は、次のように行いました。
迷路には3回入る。
1回目はサンプルとして必勝法を使わず、気の向くままに歩く。つまり普通に迷路を解いてみる。
2回目は右の壁に沿って歩く。
3回目は左の壁に沿って歩く。
計時もする。歩く速さも同じくらいにする。(ただし道に人がいてゆっくり歩かざるを得ないときもありました。)
さあ、まず1回目スタート。

うほっ、これ、簡単じゃね? そうだよな、これたぶん子供用に作ったから、難しいわけないよな。もしかして行き止まりが無いのかも。でもそしたら実験があまり面白……ぎゃー、行き止まりだ!
という感じで、2分47秒でゴールに着きました。
入口に戻って、2回目。今度は右に沿って歩いたら、2分57秒。1回目とほぼ同じ。

半ば予想できたことですが、迷路にいた人の98%は小さい子供を連れた親子で、大学生くらいの年齢の人なんて私以外1人としていやしません。まして迷路を何回もやっていた私なんぞは、さぞかし目立ったことでしょう。
3回目、左に沿って歩いたら、56秒。1、2回目のほぼ1/3になりました。
データをまとめましょう。
普通:2分47秒
右手法:2分57秒
左手法:56秒
今回の結果では左手法が右手法の3倍の速さで出口に出ましたが、もちろん一般には、左、右どちらが早いかは両方試してみないとわかりません。確率的にどちらが早いかは五分五分です。
右手法の利点は、迷う心配が絶対無いこと、頭を働かさなくていいこと、そして、短い時間で解けるという三拍子です。(今回は右手法が一番長くかかりましたが、迷路が複雑になればなるほど右手法の効果は顕著になります。)このように右手法は非常に有効なリスク回避法です。
記事投稿が遅れたのは、右手法を紹介して、右手法で必ずゴールに着くことを本記事で数学的に証明しようとしたからですが、Wikipediaに右手法がしっかり載っていて、すっかり気持ちが萎えて証明はやめました。
ちなみに迷路はもう1回しました。ひまわりの写真を撮るためです。最後に、おばさんに頼んでひまわりをバックに私の遠映を撮ってもらいました。「こんなに遠くていいの?」と言ってくれたおばさん、変なお願いしてごめんね!

CR遠映
せっかく東大農学部農場に来たのだから、見学もしておかなければと思い、奥へも行ってみました。東大生らしき人はいませんでした(´・ω・`) 近代的で大きな建物が並んでいるのかと思ったら、ここが大学? と思うほど古くてぼろい建物しかなく、もはや本当に「農場」でしかありませんでした。

しかし滅茶苦茶に暑かった。あんまり歩いたらぶっ倒れると思ったぜ。
今夏一番汗をかいた日でした。
私は一応小学校低学年のときは迷路にはまっていて、今でもちょっと迷路が好きだし、それにあの東大だし、ということで、17日(水)に一人で行ってきました。
17日の午前中でしたが、この日はグッタリするような暑さ。家から近くと言っても自転車で2、30分はかかったので、汗の量が半端無かったです。
未知の土地でしたが、1本道を外したくらいで無事農場に着き、正門を入ったと同時に右手にひまわり迷路が。
では、早速始めるか…とその前に、私がこの迷路園で、ある実験を企てていたことをお知らせしなければなりますまい。
実験とは何か。迷路には、実は「必勝法」と呼ぶべきものがあり、理論上は知っていたのですが、今回それを自分の足で確かめようとしたのです。
その必勝法とは、Wikipediaで調べたところによると「右手法」というもので、常に右側(もしくは左側)の壁に沿って進めば必ずゴールにたどり着くというものです。(Wikipedia 「迷路」の項を参照。) その効果を確かめるためにひまわり迷路にやってきたと言ってもあながち間違いではありません。
この実験は、次のように行いました。
迷路には3回入る。
1回目はサンプルとして必勝法を使わず、気の向くままに歩く。つまり普通に迷路を解いてみる。
2回目は右の壁に沿って歩く。
3回目は左の壁に沿って歩く。
計時もする。歩く速さも同じくらいにする。(ただし道に人がいてゆっくり歩かざるを得ないときもありました。)
さあ、まず1回目スタート。
うほっ、これ、簡単じゃね? そうだよな、これたぶん子供用に作ったから、難しいわけないよな。もしかして行き止まりが無いのかも。でもそしたら実験があまり面白……ぎゃー、行き止まりだ!
という感じで、2分47秒でゴールに着きました。
入口に戻って、2回目。今度は右に沿って歩いたら、2分57秒。1回目とほぼ同じ。
半ば予想できたことですが、迷路にいた人の98%は小さい子供を連れた親子で、大学生くらいの年齢の人なんて私以外1人としていやしません。まして迷路を何回もやっていた私なんぞは、さぞかし目立ったことでしょう。
3回目、左に沿って歩いたら、56秒。1、2回目のほぼ1/3になりました。
データをまとめましょう。
普通:2分47秒
右手法:2分57秒
左手法:56秒
今回の結果では左手法が右手法の3倍の速さで出口に出ましたが、もちろん一般には、左、右どちらが早いかは両方試してみないとわかりません。確率的にどちらが早いかは五分五分です。
右手法の利点は、迷う心配が絶対無いこと、頭を働かさなくていいこと、そして、短い時間で解けるという三拍子です。(今回は右手法が一番長くかかりましたが、迷路が複雑になればなるほど右手法の効果は顕著になります。)このように右手法は非常に有効なリスク回避法です。
記事投稿が遅れたのは、右手法を紹介して、右手法で必ずゴールに着くことを本記事で数学的に証明しようとしたからですが、Wikipediaに右手法がしっかり載っていて、すっかり気持ちが萎えて証明はやめました。
ちなみに迷路はもう1回しました。ひまわりの写真を撮るためです。最後に、おばさんに頼んでひまわりをバックに私の遠映を撮ってもらいました。「こんなに遠くていいの?」と言ってくれたおばさん、変なお願いしてごめんね!
CR遠映
せっかく東大農学部農場に来たのだから、見学もしておかなければと思い、奥へも行ってみました。東大生らしき人はいませんでした(´・ω・`) 近代的で大きな建物が並んでいるのかと思ったら、ここが大学? と思うほど古くてぼろい建物しかなく、もはや本当に「農場」でしかありませんでした。
しかし滅茶苦茶に暑かった。あんまり歩いたらぶっ倒れると思ったぜ。
今夏一番汗をかいた日でした。
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