明治の籠売り

長崎大学附属図書館の「幕末・明治期日本古写真コレクション」にて、当時の籠職人や、籠売りの写真をいくつか見つけることができた。(著作権により掲載はできないので、リンク先で見て下さい。)

職人の方は、見たところまだかなり若そうだ。20歳前後に見える。スッキリした背景と、遊び心のある籠の積み方からして、簡易なスタジオをこしらえて撮影したものと思われる。

行商人の方は、六つ目、四つ目、笊編みの籠や、編みかけの籠が大八車か何かに山積みになっている。店頭に並べるのではなくて、こんな売り方をしてみたいものだ。

コメント

このブログの人気の投稿

「書道八段」は大した称号じゃない

「55個の母音を持つ言語」というギネス記録は間違いである

「お腹と背中がくっつくぞ」の勘違い