長時間座って慢性的にケツが腫れてる
模試に実力テストに部活に、とても忙しくて、読むのに2週間近くかかってしまいました。
作者: 山内 太地
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 2010/03/18
メディア: 単行本
著者の山内氏は2009年10月、日本全国全ての大学をすべて探訪という珍快挙を挙げます。そこでそのすべての大学を網羅的にコメントしたのが本書です。
自分は大学のことがよく分かってないなあ、と心の片隅では思っていた受験生の私にとっては朗報でした。
この偉業を成し遂げた山内氏ならば、大学への見識は確かに違いないと思いました。
やはり、私は、ひいては社会は、大学についてあまりわかっていないのだと分かりました。偏差値が高いからといって教育や設備が充実しているかといえば、必ずしもそうではないのです。逆に低いからといって就職に弱いか、といったら、とんでもない。教員まで協力して就職活動に取組んでいる大学はざらにあるのです。
いわゆる「偏差値ヒエラルキー」は、入学する受験生の学力のみによって計られた、極めて部分的は尺度でしかないのです。頭でそのことは分かっていますが、本書で具体的に示されると、よーくわかります。
参考になった事もたくさんありました。私は文系志望ですが、一般に文系て4年次に研究室がないんですね。少しがっかりしました。
山内氏は、1)学生が自由に時間をつぶせる空間があること、2)学園祭で学術研究発表がありアカデミックであること、3)図書館が充実していること、などを大学見学で重視しているようです。
現在の大学事情の良いところも悪いところも、これ異常ない網羅性でもって語りつくした稀有な本。この点はすごく重要です。とことん具体例、つまり実践でもって実証する。
本書がもう1年早く出されていたら、去年のオープンキャンパスが数倍有意義に過ごせたのにと、ちょっと悔しい思いがしました。
本書は、特に受験を考えている高校生には是が非でも読んでいただきたいです。
私も大学に対する見方が変わりました。
注:一文が長かったです。
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